木は、自然が人間に与えてくれる、素晴らしい恵みの一つです。
木の良い成分は加工されても自然そのままの状態で保たれ、私たちの日常にぬくもりを与えてくれます。
特に自然のままの木が、どのような過程を経て、おもちゃに変化するのか、公開します。
ご参考までに、SOOPSORIの木のおもちゃは、ISO14001(国際環境経営システム認証)を取得しています。また、写真の木の色と木目は、自然のままの状態です。
1 アメリカ、カナダ、南米、ドイツ、東南アジア、ロシア、アフリカなどから輸入した木材を5~8センチ程度の厚みに裁断します。
2 湿度が10%程度になるまで、乾燥します。 ひと月ほどかかる作業ですが、原木そのままの状態で乾燥することもあります。 原木を常温で長く乾燥するほど、木が堅くなります。
3 角材を、商品に応じて色々な大きさに裁断して行きます。
4 乾燥が完成した木はそのまま使用し、乾燥が足りなければ再び乾燥します。
5 製品を加工する大きさに少しずつ切って行きます。
6 精密な模型の加工に入ります。
一本の木が、生活の中に入るまでに、本当にたくさんの過程を経てきます。
切って、乾燥させて、また切って、表面を整えて、型取りして、整えて、塗って、乾かして・・・
木は、正直で、人の手がたくさん入れば入るほど、良いものになって行きます。
ここからは、本格的な型取りの作業に入ります~
7 細い糸のこで形に合わせて型取りしていきます。 つりセットの魚や、楽器などはこうした糸のこで作業をします。一つ一つ、むずかしい作業です。
8 円形のものです。 ままごとの野菜や果物は、こうして円形に型取ります。
9 形を作ったら、ふたたびあらゆる方法を駆使して丁寧に整えます。
機会の助けを得ながらも、手で整える作業が、SOOPSORIの製品にはとても多いです。
製造工程の大半がこうした工程です。 そのせいか、ヨーロッパのバイヤーたちも、製品を見るととても驚きます。
今回のドイツ/ニュルンベルクでのトイショーでも、多くの方々によく作られているとの声を頂きました。
ただ、価格が高いと・・・><
手で整える工程が多いほど、木は正直に表現します。 また、手作業が多ければ多いほど、子どもたちにぬくもりが伝わるし、より安全で可愛い商品になります。 こうして職員たちの手が休まる日がありません~^^