soopsoriの木・・ウォールナット・・

みなさんこんにちは♪ スプソリのランタンです。

 
今回は、木材の説明第5弾、ウォールナットについて
 
お話し致します。
 
 
ウォールナットは、主にアメリカ北東部に分布している
 
クルミ科の落葉広葉樹です。
 
樹高は30〜40m、胸高直径は1.2〜1.8m。
 
ウォールナットの木は霜に弱く、砂地を好みません。
 
充分な日照を確保できる肥えて湿った土壌を好み
 
林野の中では、川沿いや隅の方に生えている事が多いようです。
 
 
ウォールナットの木は空に向かってまっすぐ成長する為
 
多くは整った木目を持ちます。
 
 
適度な堅さと粘りがあり、蒸し曲げに対する適正が良く
 
接着性にも優れています。
 
乾燥後の温度や湿度による狂いが少なく造形を美しく
 
仕上げる事が可能な材です。
 
 
最大の魅力は、紫色がかった暗褐色の深い色合いと
 
美しい木肌です。
 
製材直後の木肌は明るい色をしていますが
 
心材と辺材の境にあるフェノール酸化酵素が空気に
 
触れる事によって、数時間で濃い鮮やかな紫を帯びた
 
暗褐色へと変化します。
 
 
深い暗褐色のウォールナット材は、光に当たる事で
 
徐々に黒み・紫味が抜けていきます。
 
チークやマホガニーと共に世界三大銘木の1つ。
 
 
紫色を帯びた深い暗褐色の美しい木目は世界的にも
 
評価が高く、高級材の代名詞となっています。
 
 
主に、北米産のブラックウォールナットが
 
ウォールナットと呼ばれ、日本では、クルミと呼ばれています。
 
美しさや品質の良さから家具やライフル・フローリングなど
 
様々な用途で使用されています。
 
 
 
ウォールナットの家具やフローリング、素敵でしょうね。
 
憧れます。
 
 
次回は、タモについてお話し致します。