空想力
「今日は、良いことが3つもあった!!
いつもお昼寝のときは寝られなくて心でお話するんだけど、今日は目をつぶったらすぐに寝ちゃって、すぐに起きちゃったの〜!!」
年長さんの娘は保育所に通っているため、6歳になってもいまだにお昼寝時間がたっぷりとあります。
保育所は大大大好きなもののお昼寝だけが嫌いなので、今日は珍しく寝付きが良く、しかも熟睡したようで、よほど嬉しかったようです。
「心でお話する」というのが気になって、どんなこと話すの?と聞くと、残念ながらうまく伝えられないよう。
でも、「寝たときの夢のこととか、、ちょっと悪い話なんだけど、ママが自転車に乗っていたら後ろから大きい犬が襲ってきて、自転車が倒れちゃって、犬が来ちゃうんだけど、そこに別の人が助けにきてくれるの。ママそうなったらどうする〜?とかそういうこと。」
と、大きい犬が苦手な私が身震いするような妄想話を披露してくれました(笑)
いつもそんな恐ろしいこと妄想しているわけではないと思いたいけれど、寝られないときは色々なことを想像しながら空想の世界に飛んでいるんだなぁとおもしろく聞きました。
10年以上前に読んだ宮崎駿監督のインタビュー記事で、「空想する力は、子どもたちが困難に立ち向かうのに大切な力を与える」というようなことが語られていたのを思い出しました。
当時、想像力が豊かなのは子どもらしくて良い、くらいにしか考えていなかったけれど、受難のとき一番犠牲になるのは子どもたちだということ、そして空想することが生きる力になるということについて、色々と考えさせられた言葉でした。
ちなみに今日のあと二つの良いことは、のぼり棒に登れたことと、逆上がりがもう少しで出来るようになりそう、なこと。
出来なかったことが出来るようになったときの感動、大人もまだまだ経験したいですね!